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在宅血液透析

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在宅血液透析|大阪市西区西長堀駅近くの腎臓内科・人工透析内科 - 堀江やまびこ診療所

在宅血液透析(在宅透析)

特徴と意義

特徴と意義

透析装置をご自宅に設置して、自己管理のもと自分で行う透析です。
透析のための通院がなくなり、リラックスできる環境で、生活に合わせた透析スケジュールを自由に計画できます。
「透析中心の生活」ではなく、「生活の中の透析」という考え方で、自律と自立の意識をもって透析治療を行うことができます。

メリット
  • 自由な透析回数や時間が決められる
  • 透析量を増やすことができる
  • 体調やデータの改善が期待できる
  • 飲食の制限が緩やかになる
  • 週3回の通院が必要なくなる
  • 仕事や家庭の時間を優先しやすい
  • 集団治療による感染リスクがない
デメリット
  • 一定期間のトレーニングが必要
  • 費用の自己負担がある
  • 介助者が必要(独居では不可)
  • 自宅に装置を置くスペースが必要
  • 安全対策のためインターネット環境が必要

在宅血液透析までの流れ

1

事前面談
患者さん、介助者さん、医師、担当スタッフの4者にて、どのような在宅血液透析をご希望かなどのヒアリングを行い、トレーニングの計画を立てます。事前にご自宅の下見も行います。

2

トレーニング開始
約2~3ヶ月のトレーニング期間の間には、介助者さんのトレーニング(数回)や、ご自宅の工事なども平行して行います。

3

最終面談
トレーニングが完了し、在宅血液透析開始日が決まると、改めて面談を行います。
在宅血液透析での透析条件などを決めていきます。

4

在宅血液透析開始
在宅血液透析開始後は、定期的(月1~2回)な通院で維持管理を行います。

当院の在宅血液透析の特徴

当院の在宅血液透析の特徴

24時間365日対応の電話待機で、
患者さんの困った!をサポートします。
機械のトラブルはもちろん、
体調の相談などにもお気軽にご連絡ください。

当院の在宅血液透析の特徴

日々の透析の記録は、
タブレットを使った支援システムを活用し、
医師や担当スタッフが透析の内容を
いつでも参照できるようになっています。
体重の変化や透析条件の変更にも、柔軟に対応できます。

当院の在宅血液透析の特徴

出血検知センサーと透析装置の連動で、
万が一の抜針の際も事故の影響を
少なくする対策を行っています。

Q&A(よくあるご質問)

針は誰が刺すの?
基本的にご自身で刺していただきます(自己穿刺)。介助者の方が医療資格をお持ちの場合は、介助者の方による穿刺も可能です。
介助者の役割は?
当院の在宅血液透析は、介助者の負担が少なくなるよう、患者さんが全て一人で行えることを前提にトレーニングを行います。
介助者には、万が一の際の施設への連絡などの役割と、最低限な操作だけを覚えていただきます。
費用の自己負担はどのくらい?
初期工事費(数万~数十万円)、毎月の電気・水道代が5,000円~20,000円程度かかります。
※地域や透析回数・時間で異なります。
透析装置は無料で貸し出しです。また基本的な透析に使用する医療材料も無料でお渡しします。
賃貸住宅でもできますか?
管理会社(大家さん)への事前相談は必要ですが、過去の事例ではほとんどの場合で許可をいただけています。賃貸住宅向けに、最低限で原状復帰できる工事方法もありますので、状況に合わせたご提案をいたします。
クリニックから遠方でも大丈夫?
トレーニング中の通院が可能でしたら、遠方にお住まいでも問題ありません。離島にお住まいなど特殊な事情がある場合は、一度ご相談ください。
ちょっと興味がある程度なんだけど?
みなさん最初はちょっとした興味からだと思います。いつでも、お気軽にご相談ください。ゆっくりお話できるのは面談形式ですが、お電話やWeb会議でも簡単なご説明は可能です。

堀江やまびこ診療所は、在宅血液透析(HHD)を通じて、ひとりひとりに合わせたオーダーメイドな透析を提供したいと願っています。
経験豊富なスタッフが、しっかりとご希望をお聞きして、理想の透析環境を作るお手伝いをいたします。

お気軽に、ご相談ください。